スベリヒユの清涼感ある味わいと粘り気あるオクラ。彩り豊かなミニトマトとタンパク質豊富なゆでタコで満足感も◎。元気とリフレッシュをお届けする一品。【スベリヒユとオクラのピリ辛味噌】

スベリヒユの清涼感ある味わいと粘り気あるオクラ。彩り豊かなミニトマトとタンパク質豊富なゆでタコで満足感も◎。元気とリフレッシュをお届けする一品。【スベリヒユとオクラのピリ辛味噌】

スベリヒユは野草ですが、食用にできます。
ほんのり苦味と酸味があり、刻むと粘り気が出ます。
オクラも刻むと粘り気が出るので、合わせてネバネバサラダにします。
彩りにミニトマト、タンパク質源にゆでタコを加えてボリュームのあるお惣菜に。
スベリヒユには清熱作用、オクラとトマトには汗で失われた体液を補い、胃腸を元気にする作用があります。

スベリヒユについて

夏に、都会でも、空き地や道端で見かける野草。
クレソンに似た辛みとわずかな酸味があり、刻むと粘り気が出る。
フランスでは「プルピエ」、英語圏では「パースレイン」と呼ばれ、野菜の一つとして栽培されてもいる。
ビタミン、ミネラルをバランスよく含み、注目したい成分にオメガ3脂肪酸(主にα-リノレン酸)がある。
オメガ3脂肪酸には血液循環をよくして血栓・動脈硬化の予防、炎症抑制、アレルギー抑制などの作用があるとされる。
中医学では「馬歯莧(バシケン)」と呼ばれ、清熱解毒、下痢止め、涼血(血熱を除く)、利尿、抗菌(生)作用があるとしている。民間では虫刺されに生葉の汁を塗ったりする。

オクラについて

β-カロテンを多く含む緑黄色野菜、ペクチンも多い。β-カロテンには抗酸化作用があり、免疫力向上、老化予防に役立つ。ペクチンは水溶性食物繊維の一つで血中コレステロール値や血糖値を下げる働きがあり、整腸作用もある。
薬膳では、健脾(消化機能の健全化)、生津(体液を潤す)、消食(消化をよくする)、潤腸(便秘改善)などの作用があるとしている。

ミニトマトについて

甘味と酸味のバランスがよく、栄養分も濃い。
抗酸化作用の強いβ‐カロテン、リコピン、ビタミンCを多く含み、これらの相乗効果で細胞の老化を防ぎ、アンチエイジングに貢献。
薬膳では、解暑(暑熱の不快感を払う)、生津、涼血、健胃(消化機能の健全化)、消食作用があるとしている。

ゆでタコについて

加熱してあるが、さっと下ゆでして殺菌、臭みを除くとよい。
タコは低脂肪高タンパク質のダイエット向き食材でもある。
コレステロールが多いが、血中コレステロール値を下げるタウリンが含まれているので、栄養面でのメリットを優先したい。
薬膳では、補気・血(気と血を補う)、強筋骨(筋肉と骨を丈夫に)、収斂(多汗、下痢などの改善)、生肌(肌荒れ改善)作用があるとしている。

材料

(4人分)
スベリヒユ  60g
オクラ  6個
ミニトマト 8個
(アイコなど)
ゆでタコ   100g

【ピリ辛味噌】
味噌  60g
コチュジャン 20g
薄口醤油 小さじ2
酢  小さじ2
水  大さじ2
胡麻油 小さじ1
(低焙煎タイプ)

作り方

1.スベリヒユは丁寧に洗って水きりします。
2.湯を沸かし、オクラを入れて1分ゆで、冷水で冷まし、水切りします。
このあと、トマトのヘタを切って入れ、30秒ゆで、冷水にとり、皮をむきます。

次いで、タコを入れて1分ゆで、冷水に取り、水きりします。
3.オクラはヘタを切り、小口から薄切りにしてボウルに入れます。

スベリヒユは茎の硬い部分を除いて細かく叩き刻み、ボウルに加えます。
4.トマトを3~4つの輪切りにし、タコは薄切りにして加えます。

5.ピリ辛味噌を作ります。味噌とコチュジャンを混ぜ、醤油、酢、水を混ぜてのばし、胡麻油を混ぜます。

6.4に、ピリ辛味噌を少なめに入れて全体に絡めます。味をみて足りないようならピリ辛味噌を足します。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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