菊と卵白のサラダ(咳止め作用、肝機能の正常化)

菊と卵白のサラダ(咳止め作用、肝機能の正常化)

冷蔵庫の余った卵白を有効活用して乾燥する季節におすすめのサラダを作ります。
香りがよいのでハーブ代わりになる春菊菊花と取り合わせます。
春菊菊花には肝機能を正常にして、肺を潤し、咳止め作用があります。

卵について

は体に必要な栄養素をほぼ備え、必須アミノ酸の構成が理想的な完全栄養食品といわれています。
1日に1個は食べたい食品です。
中医学では炎症などで消耗した体液、血を補い、妊婦(胎児)の安定を図ります。

菊花について

食用に栽培された菊花、紫色と黄色が主に流通
薬膳では、体熱を冷まし、水分代謝を促し、肝機能の正常化、視力向上に利用します。

春菊について

春菊の原産地は地中海沿岸、観賞用だったものを野菜として利用しはじめたのは中国とか。
中医学では、清肝(肝機能の正常化、イライラを鎮める)、明目(目の働きを正常化)、潤肺(肺を潤す、咳止め)、化痰(体内の余分な水分を排除、痰切り)、安神作用(精神の安定化)があるとしています。
葉の切れ込みの多少で、大葉、中葉、小葉などがあり、特有の香りは切れ込みの多い品種が濃いようです。
栄養面では、β-カロテンは小松菜の約1.5倍、カルシウムはほうれん草の約2.4倍、鉄、カリウム、食物繊維も豊富です。

材料

(2人分)
卵白   2個分
ひまわり油  小さじ1/2
(オレインリッチタイプ)
春菊  2枝
菊花  4~5個
塩   小さじ1/4
コショウ   少々
りんご酢   大さじ1/2
EVオリーブ油  大さじ1

作り方

1.フライパンにサラダ油を入れて弱火で温め、卵白を入れ、白く固まるまで焼きます。

2.冷まして約2×3㎝に切ります。

3.ボウルに1を入れ、葉を摘んだ春菊、がくをはずしてばらした菊花を加えます。

4.塩、コショウ、酢、EVオリーブ油を加え、ざっくり混ぜながら和えます。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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