鶏の薬膳汁(体が温まり、気力精力がつく)

鶏の薬膳汁(体が温まり、気力精力がつく)

鶏手羽元舞茸枸杞子なつめと30分煮ます。
鶏からの旨味とコラーゲンでとろみがつき、枸杞子となつめの甘味に、舞茸の香りが加わり、コクのあるスープになります。
体が温まり、気力、精力が充実して元気になります

鶏手羽元について

骨付きで旨味の濃い部位。
骨からよいだしが出て、コラーゲンも多い
薬膳では、体を温め、気と腎の精を養うのに利用します。

舞茸について

特有の香りと旨味があり、料理の味を深めます。
β-グルカン、D-フラクションなど多くの機能性成分を含み、免疫力を高め、コレステロール値、血糖値、高血圧の抑制に役立ちます。
骨を丈夫にするビタミンDも多い。
薬膳では、気を養い、五臓(肝、心、脾、肺、腎)を健全にし、便通をよくするのに利用します。

枸杞子(クコシ)について

そのまま食べても甘くておいしい。
料理に甘味と色どりを添えてくれます。
薬膳では、滋陰薬とされます。
肝と腎を保養し、肺を潤して咳の予防、めまい、視力減退の改善に役立ちます。

なつめ(棗)について

おやつとしても食べられる甘い果物。
お菓子や料理の甘味料に使われます。
薬膳では、補気薬とされます。
気を補い、胃腸の働きを調え、精神を安定させ、不眠の改善に役立ちます。 

材料

(2人分)
鶏手羽元   4本
舞茸  100g
枸杞子(乾燥)大さじ1
なつめ(乾燥) 4個
ネギの斜め切り 5㎝分
生姜の薄切り  2~3枚
だし昆布  5cm

作り方

1.鶏手羽元は、沸かした湯に入れて約1分下ゆでします。アクと臭みが除ける。
鶏手羽元を取り出し、鍋を洗ってもどします。

2.水800㎖を注ぎ、ネギと生姜、塩の半量を加え、中火に点火します。
ネギ、生姜、塩を加えることで鶏の肉の旨味を保ちつつ、骨からよいだしが出ます。
煮立ったら火を弱め、静かに沸騰する火加減で20分煮ます。

3.舞茸を適当に裂き、鍋に加え、枸杞子、なつめを入れ、残りの塩、薄口醤油で調味し、さらに10分煮ます。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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