ナスとイワシをフライパンで焼き、ナスにイワシをサンドします。
ジューシーなナスと、イワシの香ばしい旨味が溶け合います。
高温多湿の時期は、体に熱がこもり、水分代謝、胃腸の働きが鈍りがち。
暑さは心にも負担がかかります。
体熱を冷まし、胃腸を元気にし、水分代謝をよくするナス、胃腸と心をケアーするイワシとのコンビで、夏の不調を乗り越えましょう。
ナスについて
ナスは栄養面では特筆するものはないが、皮の色素であるナスニンには抗酸化作用があるので皮ごと利用したい。
薬膳では、清熱、利水(水分代謝を促す)、健脾(胃腸の健全化)、活血(血行促進)作用があるとしている。
イワシについて
夏場は特に鮮度が落ちやすいので、内臓を除いて開いたものを利用するとよい。
栄養面では、よいタンパク質源であり、血液をサラサラにする脂肪酸を含み、抗血栓、動脈硬化の予防になる。
薬膳では、気と血を補い、健脾、安心(夏にダメージを受けやすい心の負担を緩和)、明目(視力の向上)、活血作用があるとしている。
柚胡椒について
初夏に実を結び始めた緑色の小さな柚と、青唐辛子で作ったもの。
色と香りがフッレシュで、辛みもほどよい。
材料
(2人分)
ナス 2個
イワシ 2尾分
(1枚に開いたもの)
醤油 小さじ1
みりん 小さじ1
米粉 適宜
ひまわり油 大さじ1
(オレインリッチ)
柚胡椒 少々
作り方
1.イワシは醤油とみりんで下味をつけ、10~15分おきます。
2.ナスはヘタを切り除き、縦半分に切ります。
それぞれ厚さの半分に切り目をいれます。
このとき、ヘタ先の一端を残し、切り放さないようにします。
皮側に斜めの切り目を浅く入れておきます。
3.下地をつけたイワシは、尾を切り除き、背の部分で切り放してフィレにし、米粉を薄くまぶします。
4.フライパンに油を入れ、中火弱に点火し、ナスとイワシをそれぞれ皮を下にして入れ、焼きます。
油が跳ねるので蓋をし、3分焼きます。
裏返してさらに2分焼いて火を通します。
5.バットなどに取り出し、ナスの切り目の間にイワシをのせて挟みます。
6.器に盛り、柚子胡椒を添えます。
長さを半分に切ると食べやすいでしょう。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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