気力を満たし内臓を元気に！旨味じんわり|蓮根と鶏肉の黒酢煮（昆布と椎茸で出汁いらず）

秋においしさが増す蓮根を、鶏手羽中と椎茸と一緒にコトコト煮た「蓮根と鶏肉の黒酢煮」。
昆布と椎茸の旨味がじんわりしみて、出汁いらず。冷めてもおいしいので作り置きにも◎

蓮根は内臓を元気にし、鶏肉は気力を高める食材。
季節の養生にもぴったりの一品です。

蓮根

太めの節は煮るとホクホク感がある。
塩分の排出に役立つカリウムが多く、ビタミンC、食物繊維も多い。
薬膳では、五臓（肝、腎、脾、肺、心）をサポートし、疲労回復、足腰の冷えの改善に役立つとしている。

骨付きでも食べやすく、煮ると骨から旨味が出て、出汁代わりになる。１分下ゆですると、臭みとアクがとれ、すっきりした味になる。
薬膳では、体を温め、気力を補い、精力をつけるとしている。

軸を外し、裏返して並べ、天日に１日干したもの。
半乾きなのでもどさずそのまま使える。
天日干しすることで、ビタミンDが増え、骨の強化に役だつ。
エルタデニンを含み、コレステロールの低下にも貢献。

（4人分）
蓮根 200g
鶏手羽中半割 250g
椎茸（セミドライ）30g（小8個）
出汁昆布 10cm
みりん 大さじ2
黒酢 大さじ2
薄口醤油 大さじ2

１．蓮根は皮をむき、半割にして6〜7mm厚に切る。

２．鶏肉を1分下ゆでして臭みを取る。

３．鶏肉を鍋に入れ、水1カップで10分煮る。

４．昆布・蓮根・椎茸を加えて半蓋で5分。

５．さらに10分煮て味を含ませる。

※　冷めてもおいしく、お弁当にもおすすめです。

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。