低カロリーで満腹感が得られるカリフラワーリゾット風。
貝柱と銀杏の旨味が織りなす深い味わい。豆腐と卵で胃腸を労わりながら栄養補給も叶う一品。
カリフラワー
低カロリーで満腹感が得られるダイエットにうれしい野菜。
抗動脈硬化、抗老化に役立つビタミンCが多く、肝臓の解毒作用を強化するグルコシノレートを含む。
薬膳では、健脾(胃腸の健全化)、補腎(腎機能を正常化し、精力をつける)、強筋骨(筋肉と骨を強くする)などの効用があるとしている。

豆腐
大豆はタンパク質が豊富、消化しやすい状態で取れる。
イソフラボンが更年期障害、骨粗鬆症の予防に役立つ。
薬膳では、和中(胃腸の正常化)、益気(気力を養う)、寛胸(肺機能の正常化)、生津(体液を潤し、渇きを癒す)などの効用があるとしている。

銀杏
紅葉の頃に実る銀杏の種実。
加熱すると透明感のある緑色になり、もっちりした食感と独特の風味が生まれる。
薬膳では、潤肺(肺を潤し、咳、乾燥肌の予防と改善)、頻尿改善などの効用があるとしている。
必ず加熱し、食べ過ぎに注意!ビタミンB6の働きを抑えるメトキシピリドキシンが含まれ、食べ過ぎると吐き気、下痢などの中毒を起こす。
5歳未満の幼児には禁忌。5歳~14歳までは5個以下、大人は10個までを1日の目安にするとよい。

銀杏の下処理
銀杏は殻を割り、紙に包み、500wの電子レンジで50秒加熱し、殻と薄皮を除く。
材料
(1人分)
カリフラワー 小1/2個(正味150g)
玉葱 40g
木綿豆腐 120g
冷凍卵 1個
干し貝柱 2個(8g)
EVオリーブ油 大さじ1
塩 小さじ1/2(3g)
銀杏 8個

作り方
1.貝柱は水大さじ3に浸してもどす(約30分)。

2.カリフフラワーは茎ごと粗くみじんに刻む。

3.玉葱はみじんに刻む。

4.フライパンにオリーブ油と水大さじ3を入れ、玉葱を入れて中火弱に点火する。

5.玉葱がしんなりして香りが出てきたらカリフラワーを入れて軽く炒め、塩で調味する。

6.貝柱をほくしてもどし汁ごと加え、豆腐を手でつぶして入れる。カリフラワーの食感が残る程度に3~4分煮る。

7.冷凍卵は水に1分つけて表面を解凍して殻を除く。これを真ん中に入れて包み、火を止める。

8.熱々を器に盛り、銀杏を添える。冷凍卵が解けると卵白がゼリー状にもどり、卵黄は形を残してもっちりして濃厚な味わい。

紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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本日のご紹介はいかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。他にもご家庭で手軽に作れる薬膳レシピをご紹介していますのでぜひチェックしてみてください!