鶏と貝柱のだしで炊く、中国スタイルのお粥です。
さらりとしていながらコクがあります。
だしをとった鶏手羽元は骨を除き、ネギと醤油を絡めておかずにします。
鶏肉は気を補い、精がつき、元気になります。
蓮の実は安神作用があり、心が穏やかになります。
鶏手羽元について
骨付きで旨味の濃い部位。
タンパク質源であり、骨からよいだしが出て、コラーゲンも多い。
薬膳では、体を温め、気と腎の精を養うのに利用します。
干貝柱について
ホタテ貝の旨味が凝縮してよいだしが出ます。
抗動脈硬化、肝の解毒作用強化に役立つタウリン、胆汁促進、肝機能を強化するベタインを含みます。
薬膳では、体液を補い、腎を保養し、胃腸を調え、めまい、老化、口渇、不眠、消化不良の改善に利用。
蓮の実について
主成分は炭水化物。
塩分バランス、神経機能の正常化に役立つカルシウムが多い。
薬膳では、胃腸の健全化、精神を穏やかにし、動悸、不眠の改善、腎の保養に利用。
材料
(2人分)
米 100g
ひまわり油 小さじ1/2
(オレインリッチ)
干貝柱 2個
蓮の実(乾燥) 30g
搾菜の薄切り 適宜
ネギのせん切り 適宜
薄口醤油 小さじ1
【鶏だし】
鶏手羽元 4~5本
ネギ 5cm
生姜薄切り 2~3枚
水 800ml
作り方
1.米は洗い、ざるで水きりします。
2.鶏だしをとります。
鶏手羽元は沸いた湯に入れて約1分ゆで、臭みとアクを除きます。
鶏手羽元を取りだし、鍋を洗い、鍋に水800mlを入れ、鶏手羽元を戻し、ネギと生姜、塩一つまみを入れ、中火で煮ます。
沸いたら弱火にし、約30分煮出します。
3.蓮の実と貝柱は水でもどします(約30分)。
4.鶏を除き、だしに油を足して1リットルにして土鍋に入れて沸かします。
ここに、洗って水切りした米、蓮の実、貝柱をもどした水ごと加えます。
再度沸いたら弱火で30~40分炊きます。
焦げないように時々なべ底からかき混ぜます。
5.米粒が指でつぶせる柔らかさになればできあがり。
粥に塩味をつけず、搾菜、ネギなどで味を添えます。
だしをとった鶏手羽元は、骨を除き、適当に裂き、薄口醤油、ネギを絡めて粥に添えます。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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