アスパラガスの炒り卵

アスパラガスの炒り卵

アスパラガスは初夏の味、旬が短いので見逃さずに楽しみましょう。アスパラガスは気を養い、余分な体熱を冷まし、利水作用もあります。さっとゆで、炒り卵と合わせます。卵のクリーミーな旨味がほっこり甘く歯ごたえのよいアスパラガスの持ち味を生かします。仕上げにきょ湿作用のあるカルダモンを散らして水分代謝を促します。

材料

(2人分)
アスパラガス 6本
卵      3個
豆乳   大さじ3
塩    3つまみ+小さじ1/5
バター  大さじ1
カルダモンシード 少々

作り方

1.アスパラガスは皮を薄くむき、斜め3㎝長さに切ります。熱湯に入れて30秒ゆで、ざるで湯をきります。

2.卵をボウルに割り入れ、軽くほぐし、豆乳と塩三つまみを混ぜます。

3.フライパンを弱火で温め、バターを入れて溶かします。ここに、溶いた卵を流し入れ、周囲が少し固まるのを待ち、泡だて器で大きくかき混ぜながら半熟状に火を通します。

4.ゆでたアスパラガスを加えて卵を絡め混ぜ、塩で味を調え、カルダモンをグラインダーでおろしかけます。卵に火が入り過ぎないように手早く器に盛ります。

作り方動画

梅雨時の養生

梅雨は穀物や野菜の成長にはありがたいのですが、高温多湿が続くと不快度が増します。
湿気は脾胃(消化機能)の働きを低下させ、栄養と水分の循環が悪くなります。
梅雨時に体が浮腫みやすいのはこのためです。
予防と改善には、健脾(胃腸の健全化)ときょ湿(体内の余分な水分を除き、代謝を正常化)を心がけます。
そうした作用のある食材を使い、梅雨時の養生におすすめしたい料理です。

関連動画

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