夏は陽の気が盛んになり、気、血の巡りが亢進し、心に負担がかかります。
そんな時期にこそ、緑豆と蓮の実の力を取り入れて夏を元気に乗り切りましょう。
緑豆について、その効用と食べ方
ササゲの仲間、もやしや春雨の原料にされることが多いので、豆として存在感が薄いかもしれません。
また、緑豆には暑さでほてった体熱を冷ます清熱、消暑作用があります。
滞りがちな水分の代謝を促す利水作用もあり、盛夏の暑気払いに利用したい食材です。
緑豆は水でもどさなくてもよく、30分くらいで柔らかくなります。
皮に清熱効果が強いので皮ごと利用します。
蓮の実の効用と食べ方のコツ
蓮の実には、心の負担を軽くする養心安神作用のあります。
また、蓮の実は硬いので水で1時間ほどもどしてから煮るのがコツです。
材料
(4人分)
緑豆 100g
水 500ml
蓮の実 50g
塩 小さじ1
オリーブ油 少々
作り方
1.蓮の実はすっぽりかぶるくらいの水に浸してもどします。約1時間。
2.鍋に、緑豆と分量の水、もどした蓮の実を入れ、中火にかけます。
煮たったら静かに沸騰を続ける火加減にし、アクをすくいながら30~40分煮ます。
緑豆が指でつぶれるっくらい柔らかくなれば塩で調味します。
煮上がりに好みでEVオリーブ油を散らします。
豆は傷みやすいので冷蔵し、1~2日で食べきりましょう。
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