塩麹は、利用範囲の広い発酵調味料。作り方はシンプル、米麹に塩と水を混ぜるだけ。常温に1週間おいて発酵させれば出来上がり。塩分10%にすれば、料理に使うときに便利。【塩麹(自家製にして多用したい)】

米麹(生)

蒸した米に麹菌を付着させ、繁殖、発酵させたもの。
乾燥米麹もあるが、もどすのにひと手間かかるので、生の米麹が使いやすい。

材料

(作りやすい単位)
米麹(生)    200g
自然塩(男鹿の塩)50g
(米麹+水の10%)
水       300g

作り方

1.米麹を細かくほぐします。

2.塩を加えてよく擦り混ぜます。

3.消毒した容器に塩を混ぜた米麹を入れ、分量の水を加えてよく混ぜます。

4.蓋をのせ、常温(20~26℃)で1週間おいて発酵させます。

  この時、1日に1回清潔なスプーンでよくかき混ぜます。
5.1週間後の塩麹。発酵の芳しい香りがし、米粒が柔らかくなっています。

  このままでも使えますが、ミキサーで粒粒を砕き、クリーム状にしておくと使いやすい。

  保存の目安は、冷蔵庫で3~4か月。

【料理例】アスパラとニンジンの塩麹白あえ

豆腐に、塩麹と練り胡麻を混ぜるだけの簡単白あえ。
電子レンジで加熱したアスパラとニンジンをあえました。
麹の塩味と甘味、胡麻のコクが溶け合った衣が、野菜をひと味美味しくします。
アスパラガスとニンジンはβ‐カロテンが豊富。抗老化、皮膚の健康、視力向上などに役立ちます。

材料

(3~4人分)
アスパラガス 4本
(100g)
ニンジン 小1本
(100g)
【あえ衣】
木綿豆腐   100g
塩麹     30g
練り胡麻 小さじ1

作り方

1.あえ衣を用意。豆腐は500Wの電子レンジで2分加熱して水きりします。

  ボウルに移してミキサーで粉砕し、塩麹と練り胡麻を加えてよく混ぜます。

2.アスパラガスは皮と袴を除き、3㎝長さの斜め切りにします。

3.ニンジンはピーラーで表面を薄く削り、スライサーで細切りにします。

4.耐熱容器に、ニンジンを入れ、蓋を軽くのせて、500Wの電子レンジで3分加熱。アスパラガスを加えて1分加熱します。

5.温かい状態で、あえ衣であえます。

  温かくても、冷めても美味しい。日持ちしないので、翌日までに食べきりましょう。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

関連記事

本日のご紹介はいかがでしたでしょうか。この他にも家庭でできる簡単レシピなど紹介しています。ご家庭でもぜひお試しください!