イサキの塩麹焼き(夏を涼やかに爽快に)

イサキの塩麹焼き(夏を涼やかに爽快に)

塩麹に漬けたイサキを、水+油で蒸し焼きにします。
多めの水と少しの油で蒸し焼きにすると、イサキがふっくら香ばしく焼けます。
塩麹が魚に旨味を添え、消化をよくします
体熱を冷まし、消化を助けるモヤシニンジンで暑気払い。

イサキについて

脂肪ののりが程よく、上品な味の白身魚。
春~夏、初秋が旬。
梅雨時の「つゆイサキ」、秋口の「むぎわらイサキ」は味がよいといわれる。
抗酸化作用のあるビタミンCとEが多く、細胞の老化、脂質の酸化を防ぎ、動脈硬化の予防に役立つ。

緑豆モヤシについて

緑豆の新芽。
豆には発芽に必要な養分が凝縮されていて、発芽時に消化・吸収されやすい形になる。
ただし、各栄養素は微量。
傷みやすいので購入した日に利用するのがベター
薬膳では、余分な体熱をさます(清熱)、水分代謝をよくする(利水)とし、高温多湿の季節に利用したい食材。渇きを癒し、解毒作用もある。

生キクラゲについて

キノコの1種。
免疫力や鉄の吸収を高めるβ-グルカン、整腸作用のある食物繊維が多い。
乾燥するとエルゴステリンがビタミンDに変わる。
薬膳では、補気(気を補う)、養血(血を養う)、潤肺(肺を潤して機能を健全化)、止痰(痰を排出)、止血などの作用があるとしている。

ニンジンについて

強い抗酸化力で細胞、脂質の酸化を防ぎ、動脈硬化を予防するβ-カロテンが多い。
体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を丈夫にし、結果として免疫力向上に役立つ。
薬膳では、健脾(消化機能の健全化)、消化促進、補血(血を補う)、滋陰(体液を補う)、明目(視力向上)などの作用があるとしている。

材料

(2人分)
イサキの三枚おろし
 2尾分(160g)
塩麹(10%塩分)30g
(魚の重さの約20%)
ひまわり油 大さじ1
(オレインリッチ)
水 大さじ3
【付け合せ】
緑豆モヤシ  150g
生キクラゲ  60g
ニンジン 中1本(100g)
【塩柚ドレッシング】
塩柚   大さじ1
酢  小さじ1
EVオリーブ油
  大さじ2~3

作り方

1.イサキは小骨を除き、塩麹を絡め、冷蔵庫で半日から一晩漬ける。

2.付け合わせを用意。
モヤシは洗って水きりします。
ニンジンは表面を薄く削り、スライサーで細切りにします。
キクラゲは石づきを除いて細切りにします。

3.フライパンに水を高さの半分入れて沸かします。
ニンジンを入れて2分加熱。
キクラゲを加えて1分加熱し、モヤシを入れてさらに2分加熱します。
ざるにあけて湯をきります。

4.ボウルに塩柚を入れ、酢とオリーブ油を加えてよく混ぜ、ドレッシングを作ります。
ここに、3の野菜に加えてあえます。

5.イサキを焼きます。
フライパンに水と油を入れて沸かし、塩麹に漬けたイサキの皮を下にして入れます。

網蓋をし、中火弱で3分焼きます。
裏返して蓋をし、弱火で3分焼いて火を通します。

6.イサキを器に盛り、4の野菜を添えます。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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