枸杞子(クコシ)を水でもどし、実山椒、酢、八丁味噌、ごま油と合わせ、ソースを作ります。
甘い枸杞子と熟成した八丁味噌、山椒の香りと辛みが醸しだす味は、淡白な食材に旨味とコクを添えます。
蒸し鶏、豚肉のグリル、魚のソテー、ゆで野菜、湯豆腐や鍋物のたれなど幅広く利用できます。
枸杞子(クコシ)について
上品な甘みがあり、そのままドライフルーツ感覚で食べられます。サラダやデザートに散らすほか、ソースやお茶の材料にもなります。
東南アジア原産で、夏に小さな薄紫色の花をつけ、秋に赤い実をつけます。
その果実を乾燥したものが枸杞子(クコシ)、生薬の一つで腎と肝を養い、老化を防ぐ妙薬とされています。
根の皮(地骨皮ジコッピ/肺熱を除き、咳止め、寝汗を改善)、葉(枸杞葉クコヨウ/滋養、清熱、明目)も生薬として利用されます。新鮮な若葉は、ゆでてお浸し、あえ物、炒め物などに利用できます。欧米ではゴジベリー(チベットの呼び名)と呼ばれ、ミネラル、カロテノイド、ビタミンB、ベタインなど栄養豊富なスーパーフードとして注目されています。
血圧や血糖の低下作用、抗脂肪肝作用などの報告もあります。
材料
(作りやすい分量)
枸杞子(乾燥品) 100g
水 200㎖
八丁味噌 大さじ4
山椒の実 小さじ1/2~1
(乾燥品)
醸造酢 大さじ1
ごま油 大さじ3(焙煎度の低い香りの穏やかなタイプ)
作り方
1.枸杞子を2倍量の水に浸して皮が柔らかくなるまでもどします。30分くらい。
2.ミキサーに枸杞子ともどし汁を入れ、山椒の実を加えて砕きます。
3.八丁味噌、酢、ごま油を加えて粉砕し、ゆるめのペースト状にします。
4.清潔な瓶に詰め、冷蔵で約1週間、冷凍で2~3か月保存できます。
作り方動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることができます。
関連記事
本日の薬膳料理はいかがでしょうか?
今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!