心を落ち着け、体に活力を与える、リラックスと滋養を同時に叶える薬膳包子。ホクホクの蓮の実とジューシーな豚ひき肉をたっぷり包んだ、心も体も癒されるやさしい肉まんです。米粉を加えてふんわり仕上げた生地は、軽やかな口あたり。ベーキングパウダーで発酵不要、時短で簡単に作れます!
蓮の実(乾燥品)

水に30分浸してもどして使う。薬膳では、養心安心(精神を穏やかにする)、補腎(腎機能の正常化)、補中(胃腸の働きを補い、消化吸収機能を高める)の薬効があるとしている。
豚ひき肉

脂身が適度に混じったものが肉まんのあんには向いている。タンパク質源となり、豊富なビタミンB1が疲労回復に役立つ。薬膳では、健脾(消化機能の健全化)、利五臓(内臓の正常化)、補腎の効用があるとしている。
材料


(8個分)
■ 皮
薄力粉:240g
米粉:60g
砂糖:大さじ2
塩:4g
ベーキングパウダー:小さじ4
水:180〜190g
■ 肉あん
蓮の実(ゆでたもの):100g(※乾燥60gを戻してゆでる)
豚ひき肉:200g
塩:3g
生姜みじん切り:5g
葱みじん切り:1/2本(約50g)
米粉:大さじ1
■ その他
オーブンペーパー(5cm角):8枚
作り方
1.肉あんを作る。豚ひき肉に、塩、生姜、葱、米粉を入れてざっくり混ぜ、蓮の実を加えて混ぜる。8等分して丸める。

2.皮を作る。薄力粉と米粉をボウルに入れ、砂糖、塩、BPを加えてよく混ぜる。

3.水(少量残す)を入れて混ぜ、水を均等に含ませる。白い粉が残るようなら残りの水を加える。生地が滑らかになるまでこねる。

4.台に米粉(分量外)を薄く振り、生地をのせて軽くこね、8等分する。それぞれ球状に丸め、麺棒で厚さ3~4㎜に伸ばす。

5.生地に肉あんをのせ、周りの生地を囲むように寄せる。生地の頂点を少しずつつまんで回しながら閉じる。クッキングペーパーにのせる。

6.蒸気の立った蒸龍(蒸し器)に並べ、蓋をして中火弱で約18分蒸す。好みで醤油+胡麻油または辛子を添える。

7.1個ずつラップで包み、冷凍すれば1~2か月保存できる。食べるときは蒸すのがベスト。レンジ加熱は皮が固めになる。

菊花と枸杞子の薬膳茶
菊花(乾燥)1gと枸杞子(乾燥)8gをポットに入れ、沸かしたての熱湯を500ml注ぐ。1分おいて茶碗に注ぎ分ける。菊花と枸杞子は一緒に食べられる。

菊花は、疏散風熱(風邪よる熱を除く)、平肝潜陽(肝の正常化)、明目(疲れ目、視力改善)、解毒などの効用があるとしている。
枸杞子は、滋補肝腎(肝と腎の正常化)、潤肺(肺の正常化)、明目などの効用があるとしている。
紹介動画
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