隼人瓜(ハヤトウリ)の爽やかな風味と歯ごたえに柿の甘さが優しい味わいを添えます。
柿は実の堅い次郎柿、富有柿などを利用します。
効用について
隼人瓜、柿、どちらも清熱・生津作用があり、乾燥する季節に消耗しがちな体液を補い、炎症を鎮めるのに役立ちます。
食べ方のポイント
アツアツ鍋物のほてりを鎮める箸休めとしてもおすすめです。生食する場合は、塩で軽くもみ、水洗いしてアクを除くのがポイント。
隼人瓜(ハヤトウリ)について
隼人瓜は、南米の熱帯地域が原産のウリ科ハヤトウリ属のつる性植物です。
大正時代に導入され、鹿児島から広まったことから、薩摩隼人にちなんで隼人瓜と名付けられたとか。
英語圏ではミルリトン、ベジタブル・ペアの名でよく食べられています。
日本での収穫期は9月末~11月にかけて、秋野菜の仲間です。
白色と緑色の2種ありますが、収穫量の多い緑色種が主流です。
味は淡白でくせがなく、ウリ特有の爽やかな香りがあり、どんな調理にも向いています。
栄養素は微量ながらバランスよく含み、100ℊ食べても20kcalという低エネルギーです。
薬膳の効能としては、体内の余分な熱、炎症を鎮める清熱作用、体液を補う生津作用、余分な水分を排除する利水作用があります。
材料
(4人分)
隼人瓜 1個(約250g)
柿(堅いもの)小1個(約150g)
塩レモン(塩分10%)40g
醸造酢 小さじ1~2
EVオリーブ油 大さじ1~2
作り方
1.隼人瓜はアクが手指を荒すので、調理用の手袋をはめて作業しましょう。
4つ割りにし、皮をむき、種のある部分を除いて薄切りにします。
塩を絡め、しばらくおいてアクをだし、水で洗って水けをきります。
2.柿はヘタを除いて皮をむ、薄切りにします。
3.ボウルに隼人瓜と柿を入れ、塩レモンを混ぜ、酢、EVオリーブ油を加えてあえます。
好みでコショウを振っても良いです。
紹介動画
本日のご紹介はいかがでしたでしょうか?
この他にも家庭でできる簡単レシピなど紹介しています。
ご家庭でもぜひお試しください!
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