健康的で美味しい「マナガツオのソテー 梅ソース」をご紹介します。マナガツオはクセがなく上品な旨味が特徴の魚です。このレシピでは、シンプルにソテーし、ほろずっぱい梅ソースとタイムの香りで風味豊かに仕上げます。マナガツオは消化を良くし、血を補い、気力を高めてくれる優れものです。
マナガツオについて
マナガツオは、カツオの名がついていますが、実際はスズキ目でイボダイの近縁種です。鱗がなく内臓が少ない魚で、旬は6~8月。白身で上品な旨味があり、関西で人気があります。程よく脂がのり、クセがなく、どんな料理にも合います。また、比較的ビタミンAが多く含まれています。
材料
(1人分)
マナガツオのソテー
マナガツオ:1切れ(130g)
塩:1g
コショウ:少々
米粉:少々
ひまわり油(オレインリッチタイプ):大さじ1
梅ソース
梅の塩ジャム:大さじ1
水:大さじ2
付け合わせ
蓮根の薄切り(酢水でゆでたもの):30g
サヤインゲン(色よくゆでたもの):50g
フレッシュタイム:少々
作り方
マナガツオの下準備
まず、マナガツオを洗って水気をよくふき取ります。次に、塩とコショウで下味をつけ、米粉を薄くまぶします。これで下準備は完了です。
マナガツオのソテー
フライパンにひまわり油を薄く流し、中火で温めます。温まったら、マナガツオを入れて片面を3分焼きます。次に、裏返してフレッシュタイムをのせ、さらに3分焼いて火を通します。これでマナガツオのソテーが完成です。
梅ソースの用意
次に、梅ソースを作ります。梅の塩ジャムと水を混ぜてソースを用意します。梅の酸味が食欲をそそり、疲労回復にも効果があります。
盛り付け
最後に、皿にマナガツオを盛り、付け合わせの蓮根とサヤインゲンを添えます。全体に梅ソースをかけて完成です。
薬膳の効用
補気(気力を高める)
補血(血を補う)
健脾(消化機能の健全化)
補腎(腎機能の正常化)
強筋骨(筋骨を強くする)
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
梅の塩ジャムについて
梅の塩ジャムは、梅を塩で煮て種を除き、果肉をミキサーでピュレにしたものです。塩は梅の重さの5%を使用します。小分けにして冷凍すれば1年間使用できます。梅びしおの代わりや和え物、オリーブ油で伸ばしてサラダのドレッシングなど、使い方は工夫次第です。
「マナガツオのソテー 梅ソース」は、消化を助け、気力を高める効果がある健康的な一品です。簡単に作れるので、ぜひお試しください!