アスパラガスは、初夏の美味、オランデーズソースが定番ですが、ニンニクたっぷりのアイヨリで楽しむのはいかがでしょう。
ニンニクを軽くゆでて使えば臭いと辛みがマイルドになります。
アスパラガス、ニンニクともに疲労回復、スタミナ増強に役立ちます。
アスパラガスについて
国産の旬は4~6月。最盛期には日に5~6㎝伸びる、精力を有する。
穂先の曲がっていない、根元の切り口がみずみずしいものが新鮮。
疲労回復、有害な尿素を排出して中枢神経や肝臓を保護するアスパラギン酸、毛細血管を丈夫にして動脈硬化を防ぐルチンなどを含む。
アスパラギン酸はアミノ酸の一種で旨味成分でもある。
薬膳では、気を補い、体液を潤し、咳止め、利尿、清熱によって体内の炎症を抑えるなどに利用。
ニンニクについて
5~8月にかけて新物が出回わる。
粒に丸みがあり、重さを感じるものを選ぶ。
独特の刺激臭や辛味は、アリシンによる。
アリシンは、生ニンニクの持つアリインから酵素の働きで生成される。
これには強い抗菌作用がある。
アリシンは加熱によって刺激臭や辛味が弱まり、食欲をそそる風味に変わる。
ビタミンB1の利用効率を高めて疲労回復、血液凝固抑制、高血圧、高脂血症の改善、解毒などの効能がある。
薬膳では、内臓を温め、消化機能の健全化、咳止め、痰の排出、解毒・殺虫などに利用。
材料
(2人分)
アスパラガス 太め6本
卵 2個
【アイヨリ】
ニンニク 30g
塩 3g
白コショウ 少々
白ワインビネガー 小さじ1
マスタード 小さじ1
卵黄 2個
ひまわり油 100ml
(オレインリッチタイプ)
レモン汁 小さじ2
作り方
1.アイヨリを作ります。
ニンニクは薄皮をむき、縦半分に切って芯を除き、沸かした湯に入れて2分ゆでます。
ボウルに入れ、ミキサーで粉砕します。
塩、コショウ、ビネガー、マスタードを加えて混ぜ、卵黄を混ぜます。
油を少しずつ入れながらミキサーで混ぜ、クリーム状に攪拌し、最後にレモン汁を混ぜます。
※油はオリーブ油でもよいのですが、くせのない植物油ならマヨネーズ代わりに幅広く利用できます。
2.卵をゆでます。沸かした湯に卵を入れ、静かに沸騰させながら5~6分ゆで、すぐに冷水で冷まして殻をむきます。
3.アスパラガスは袴と皮を薄くむきます。
根元は硬いので皮を厚めにむきます。
沸かした湯に入れて1分ゆで、湯をきり、温めた皿に盛ります。
4.半熟卵をのせ、アイヨリをかけます。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
関連記事
本日のご紹介はいかがでしたでしょうか?
この他にも家庭でできる簡単レシピなど紹介しています。
ご家庭でもぜひお試しください!