夏の終わりから秋にかけてオススメのスープをご紹介!胃の調子が良くない時にこの温かいスープを飲めば元気になれます。【冬瓜と豆腐のスープ(胃に優しく低カロリー)】

夏の終わりから秋にかけてオススメのスープをご紹介!胃の調子が良くない時にこの温かいスープを飲めば元気になれます。【冬瓜と豆腐のスープ(胃に優しく低カロリー)】

暑さによるほてりを冷まし、渇きを潤し、水分代謝をよくする冬瓜は夏場に嬉しい野菜。
超低カロリー(16kcal/100g)な点も魅力です。
豆腐とだしで煮て具だくさんのスープにします。

冬瓜について

水分が95%で栄養分は少ないが、やや多いのがカリウムとビタミンC。カリウムは余分な塩分を排出するので高血圧予防になる。
薬膳では、清熱(体熱、炎症を鎮める)、利水(水分代謝促進)、消腫(腫物の改善)、酒の解毒
生津(体液を潤す)などの薬効があるとしている。
には清熱、利水、消腫作用があり、種子には清肺(咳の改善)、化痰(痰を溶かして排出)、排膿(化膿症の改善)作用があるので、干して保安しておくとよい。皮はかなり苦い。

木綿豆腐について

豆腐は大豆の栄養分が消化の良い形でとれる優れもの。絹ごしより木綿豆腐のほうがやや栄養分が濃い
薬膳では、和中(胃腸を調える)、益気(気力を養う)、生津、清熱、散血(血の流れをよくする)などの薬効があるとしている。

材料

(4人分)
冬瓜 小1/2個(正味400g)
木綿豆腐 1丁(正味350g)
酒    大さじ2
薄口醤油 大さじ2
味噌   大さじ1~2

【出汁(だし)】
 昆布 10㎝2切れ
 削り節 10g
 熱湯 500㎖

作り方

1.冬瓜は皮を薄くむき、4つ割りにして種とワタを取り出します。
実を3~4㎜の薄さに切ります。

ワタは種子を取り出して使います。

皮と種子にも薬効があるので、干して利用しましょう。

2.だしをとります。
急須のこし網に昆布と削り節を詰め、熱湯を注ぎ、2分おいて汲み出します。

3.鍋に冬瓜とだし入れて中火にかけ、酒を加えます。煮立ってから10分煮て、薄口醤油で調味し、冬瓜が柔らかくなるまでさらに10分煮ます。

4.豆腐をザク切りにして加え、豆腐が熱くなれば味噌を溶き入れます。煮立つ前に火を止め、味噌の風味を生かします。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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