血液をサラサラにし、消化を助け、気・血の巡りをよくします!サラダのほか、肉や魚のグリルのソースなどにも使えます!
材料
(作りやすい単位)
玉葱 小1個または大1個
(正味200g)
塩 小さじ3
白ワインビネガー
(醸造酢も可) 大さじ3
EVオリーブ油 200ml
作り方
1.玉葱は皮をむき、小角にカットします。
2.容器に入れ、ハンドミキサーで粉砕してピュレにします。
ここで10分放置すると血液サラサラ効果が増します。
塩を入れて混ぜ、塩がなじんだらビネガーを混ぜ、オリーブ油を加えてよく攪拌し、乳化させます。保存は冷蔵で1週間くらい。
玉葱の効能
玉葱は、料理の味作りに欠かせない名わき役。
注目したい成分は、硫化アリルとケルセチンです。
硫化アリルは、玉葱の細胞が壊れることで酵素が働き、有効成分(チオスルフィネート)に変化します。この成分は血液を固まりにくくして血栓の生成を抑え、血液をサラサラにします。動脈硬化、脳卒中などの予防につながります。
また、消化液の分泌を助けて消化をよくし、ビタミンB1の吸収と活性化を促し、新陳代謝を促進、疲労回復にも役立ちます。
細胞を破壊すればするほど酵素が働くので、みじん切りまたはすりおろすと効果的。酵素は緩やかに反応するので、切ってから10分くらいおくとよいそうです。この成分は水に溶け、加熱によっても減少するので、水にさらさず生で利用するのがおすすめです。
ケルセチンは、ポリフェノールの1種で強い抗酸化作用があります。紫外線から肌を守り、シワやシミを防ぐのに役立ちます。また、免疫力を高め、脂肪の吸収を抑える働きもあります。
中医学では、和胃(胃の働きを正常化)、降逆(げっぷなどの改善)、化痰(痰を除く)、理気(気の巡りをよくする)、活血(血行促進)などの効能があるとしています。
作り方動画
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本日の薬膳料理はいかがでしょうか?
今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!