血行の悪い方にお勧めのお茶です。
特に冬は、寒さで気と血の巡りが悪くなります。
そして腎に負担がかかる季節。
紅花と黒豆が血行をよくし、黒豆が腎の働きをサポートします。
香ばしくてほんのり甘くて飲みやすいお茶です。
紅花について
エジプト原産キク科の二年草、開花初期の黄色管状花を乾燥したものが生薬とされます。
黄から赤に変化したものを摘み、口紅、染料、食品の着色にされます。
また、その種子から搾った油はサフラワー油として食用、石鹸などに使われています。
薬膳では、活血化瘀(血行促進)、瘀血による痛みの改善、月経異常や腹部のしこり改善に利用します。
黒豆について
大豆の一種、植物性のタンパク質が豊富。
更年期障害を予防するイソフラボン、動脈硬化を予防するサポニン、肝機能・視力向上に役立つアントシアニン(黒色素)などを含みます。
薬膳では血行促進、腎機能向上、補血、利水、健脾(消化機能向上)などに利用します。
材料
【紅花と黒豆の薬膳茶】 (1人分) 紅花 3g 黒豆(炒ったもの) 10g 熱湯 500ml 【黒豆の醤油漬け】 黒豆 100g 昆布 5cm分 熱湯 100ml 薄口醤油 大さじ1
淹れ方
1.黒豆は180℃のオーブンで30分焼いたものを用意し、すり鉢などで突いて砕きます。
2.ポットに紅花と砕いた黒豆を入れ、沸かしたての熱湯を注ぎます。
約30分おいて汲み出します。
朝、10時、3時など3回に分けて飲むとよいでしょう。
おまけレシピ(黒豆の醤油漬け)
おつまみでもアンチエイジングが図れるレシピをご紹介。
炒った黒豆の醤油漬けです。
180℃オーブンで黒豆を30分加熱するとポリポリカリカリして香ばしく、そのままでも食べられますが、これを容器に入れて、2cm角の昆布を加え、熱湯を注いで薄口醤油で調味します。
黒豆100ℊに対して、昆布5㎝分、熱湯100㎖、薄口醤油大さじ1の割合です。
1日おくと、豆が柔らかくなり、味を含んで美味しくなり、お酒のつまみやお茶うけなどに恰好です。
冷蔵庫で1週間保存できます。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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