サバに黒胡麻をたっぷりつけてオーブンで焼くだけ。
健康によい脂肪を逃さずキープでき、胡麻の香ばしさがサバの旨味を引き立てます。
サバの脂肪は旨味とともにIPA 、DHAなどの脂肪酸を含み、血液をサラサラにして血栓、動脈硬化を予防。
黒胡麻は多くの抗酸化成分を含み、老化予防、肝機能向上に役立ちます。
サバ(鯖)について
サバはマサバ、ゴマサバ、太平洋サバ(タイセイヨウサバ)の3種に分けられています。
このうち近海ものはマサバとゴマサバ、太平洋サバは名が示すように外洋が生息地で大半が輸入もの。
健康によい脂肪酸は太平洋サバに多く、次いでマサバが多く、ゴマサバには少ない。
美味しさと健康面から、脂ののったマサバを利用したい。
IPA 、DHA、α-リノレン酸などのオメガ脂肪酸が血栓を防ぎ、循環器系疾患を抑制、肝の解毒作用を高めます。
DHAには健脳作用もあります。
薬膳では、血と気を養い、胃腸を健康にし、血液促進、水分代謝をよくするとしています。
黒胡麻について
黒い色素のアントシアニンには抗酸化、肝機能向上作用があります。
特有の成分ゴマリグナンには抗酸化、肝機能・免疫力を高める作用があります。
薬膳では、白胡麻より多様な効用が認められています。
腎と肝と血を養い、体液を潤し、健脳、通便によいとしています。
材料
(2人分)
サバの三枚おろし 中1尾分
炒り黒胡麻 適宜
米粉 大さじ1
水 大さじ3
【付け合せ】
ニンジン 1/2本(100g)
春菊 1/2パック(100g)
【ドレッシング】
塩 小さじ1/2
コショウ 少々
酢 小さじ2
EVオリーブ油 大さじ2~3
作り方
1.サバは小骨を除き、塩をふります。
冷蔵庫で15~30分おき、余分な水分と臭みを除きます。
2.サバの水けをふき、小骨を抜き取り、半身を5~6つに切ります。
3.米粉を分量の水でのばし、サバに絡め、黒胡麻をたっぷりまぶします。
4.オーブンペーパーを敷いた天板に並べ、予熱した180℃のオーブンで15~20分焼きます。
このままならおつまみに。野菜を添えれば主菜になります。
ニンジンのせん切りと春菊をドレッシングであえたサラダを添えました。
ニンジン、春菊ともにβ-カロテンとビタミンCが豊富、相乗効果で肌荒れ、シミを予防。
春菊の香り成分には自立神経を調える作用があり、情緒不安を改善。
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