香り、色素、酸味、苦味の成分にはそれぞれ薬効があり、皮や袋、スジに多いので丸ごと食べるのがベスト。
甘露煮には、酸味と甘味の濃い露地(温室ではなく自然)育ちが適しています。
種が多いので半分に切って取り出してから煮ると食べやすい。
金柑について
カルシウム、ビタミンCが皮に多く含まれています。
香り成分のテルペンには神経の興奮を鎮め、ストレスを軽減。
酸味成分のクエン酸は食欲を促し、疲労を回復。
苦み成分のヘスペリジンと黄色い色素のクリプトキサンチンには抗酸化作用があり、活性酸素を消去し、老化を予防。
薬膳では、肝の気の流れをよくし、イライラや鬱気分の改善、食欲増進、胃もたれや痰の改善に利用します。
材料
(作りやすい単位)
金柑 500g
砂糖 300g
作り方
1.金柑は横半分に切り、竹串で種を取り除きます。
2.金柑を鍋に入れ、水500㎖を加え、中火にかけます。
煮たったら弱火にし、皮が柔らかくなるまで約30分煮ます。
3.砂糖を入れて溶かし、さらに10分煮て味を含ませます。
熱いうちに清潔な瓶に入れ、蓋をしないで冷まします。
冷めたら蓋をし、冷蔵します(保存の目安は1か月)。
そのまま、お茶のお供や、ヨーグルトにも合います。
寒天やゼラチンで固めれば、デザートになります。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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