ヒヨコ豆は豆類の中ではタンパク質が多いので、ベジタリアンによく利用されます。
カリウム、鉄分、食物繊維も多く、栄養バランスの良い食材です。
水煮や缶詰めもありますが、乾燥豆を水でもどす方が風味がよいです。もどした豆を玉葱、卵と一緒にフードカッターで粉砕し、ハンバーグのように焼きます。
魚も肉も食べたくないときにおすすめです。パンにはさんでも美味しい。
ヒヨコ豆には健脾・利水作用があり、玉葱、クミンには理気(気の流れを正常化)作用があり、全身機能がうまく回ります。
きょ湿作用のあるキャベツとセロリ、バジリコをサラダにして添え、水分代謝の正常化を図ります。
材料
(8人分)
ヒヨコ豆(乾燥) 250g
玉葱 中1個(250g)
卵 2個
クミンパウダー 小さじ1
塩 小さじ1
ひまわり油 小さじ2~3(オレインリッチタイプ)
粒マスタード 適宜
EVオリーブ油 適宜
【付け合せ】
キャベツ 250g
セロリ 1本
バジリコ 適宜
塩レモンピュレ 大さじ2
EVオリーブ油 大さじ2~3
作り方
1.ヒヨコ豆は2倍の水に一晩浸してもどします。
2.玉葱は小角に切ります。
3.ヒヨコ豆の水けをきり、フードカッターで粉砕します。ほぼ粉砕したところで玉葱、卵、クミン、塩を順次加えてピュレ状にします。
4.フライパンを弱火で温め、油を薄く引き、3の生地を大さじ1杯ずつ入れて焼きます。生地の周囲が固まり始めたら裏返して焼き、火を通します。
表面を軽く押して弾力を感じれば火が通っています。
作り方動画
梅雨時の養生
梅雨は穀物や野菜の成長にはありがたいのですが、高温多湿が続くと不快度が増します。
湿気は脾胃(消化機能)の働きを低下させ、栄養と水分の循環が悪くなります。
梅雨時に体が浮腫みやすいのはこのためです。
予防と改善には、健脾(胃腸の健全化)ときょ湿(体内の余分な水分を除き、代謝を正常化)を心がけます。
そうした作用のある食材を使い、梅雨時の養生におすすめしたい料理です。
関連動画
本日の薬膳料理はいかがでしょうか?
今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!