牛肉は良質のタンパク質と、吸収利用しやすいヘム鉄を含み、貧血を予防。
気と血を補い、脾(消化機能)の働きを健康にする働きもあります。
取り合わせた、ごぼうと椎茸が牛肉のコレステロールを低減、生姜が体を温めます。
牛肉について
良質のタンパク質と吸収利用されやすいヘム鉄を含み、貧血の予防になり、味覚を正常に保つ亜鉛も含んでいます。
薬膳では、気と血を補い、消化機能を司る「脾」の働きを健康にするのに利用します。
サラダごぼうについて
一般的なごぼうより長さが半分くらいで細い短根種、旬は7月から3月にかけてと長い。
若い時期に収穫するため、繊維が柔らかくて香りがよく、アクが少ないのが特徴。
ごぼうは食物繊維が豊富。中でもイヌリンは糖分とコレステローの吸収を遅らせ、リグニンは糖分の吸収を抑える作用があります。
薬膳では、風邪の熱を冷まし、顔や喉の腫れを鎮め、腎の保養、便秘の改善に利用します。
生椎茸について
食物繊維とエリタデニンがコレステロールを体外に排出させ、β‐グルカンとレンチナンが免疫力アップに役立ちます。
薬膳では、気を補い、肌のできものを治すのに利用します。
材料
(4人分)
牛赤身肉の切り落とし 350g
サラダごぼう 3本(100g)
生椎茸 5~6個(100g)
生姜 1かけ(30g)
ごま油(低焙煎) 小さじ3
酒 大さじ2
みりん 大さじ2
薄口醬油 大さじ2
作り方
1.ごぼうはよく洗い、斜め薄切りにします。
2.生椎茸は笠から軸をはずし、薄切りにします。
3.生姜はせん切りにます。
4.フライパンにごま油小さじ2と水大さじ2を入れて弱火に点火し、ごぼうを炒めます。
しんなりして香りが漂ってきたら椎茸を加えて軽く炒め、いったん取り出します。
5.ごま油小さじ1を足し、牛肉を入れ、弱火でほぐしながら炒めます。
肉の色が変わりほぐれたら生姜を加え、酒、みりん、薄口醤油で調味します。
炒めたごぼうと椎茸を戻し、混ぜ合わせ、中火で味を煮絡めます。
※ ごはんにのせれば、牛丼風に。
冷蔵で2~3日は美味しくいただけ、お弁当のおかずにも向いています。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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