赤坂みちよ(Michiyo Akasaka)

体を温めたい

鶏肉とかぶは、ともに体を温め、気力を高める働きがあります。かぶの葉はβ-カロテン、ビタミンCが豊富、皮膚や粘膜を丈夫にして風邪予防にもなります。【鶏とかぶのとろみ汁(体を温め、気力を高める)】

骨付きの鶏手羽中でだしをとり、かぶと葉、舞茸を具に、葛粉でとろみをつけます。 鶏手羽中の半割り 早く火が通り、骨からよい味が出るので、だしがとれ、肉もお美味しく食べられる。鶏肉は、薬膳では、補気(気力を養う)、温中(内臓を温める)、益精(精...
心身とも健やかになりたい

冬の味覚と言えば、カキ(牡蠣)。新鮮な生食用カキをオーブンで加熱し、ディルとオリーブ油の風味とともに楽しみます。栄養価や味わいを最大限引き出し、爽やかなディルで食欲増進。【カキのコンフィ(滋養に富み、腎と肝を養う)】

コンフィは食材を油脂中で低温加熱する調理法。元来は肉の保存法の一つでしたが、野菜や魚介にも利用され、保存性より生に近い食味に仕上げる手法としても用いられます。加熱温度を一定にキープしやすいオーブンを利用してカキをコンフィにします。カキは内部...
体を温めたい

オータムポエムは茎も美味しい菜の花の仲間。βカロテンとビタミンCが皮膚や粘膜を丈夫にして風邪を予防し、血の巡りをよくします。【オータムポエムの豚巻き 豆板醤味(体を温める・風邪予防)】

豚肉に豆板醤を塗り、オータムポエムと細ネギを巻いて焼きます。オータムポエムは茎も美味しい菜の花の仲間。豊富なβカロテンとビタミンCが皮膚や粘膜を丈夫にして風邪を予防、血の巡りをよくする作用もある。豆板醤とネギが体を温めて血流促進、豚肉が腎機...
咳を止めたい

冬に定番の鍋「たらちり」。鱈(たら)は気力アップと血を補う薬膳効果あり。春菊ソースを添えれば、βカロテンやビタミンCがとれて風邪予防に最適。【たらちり春菊ソース(気・血を補い、粘膜・肺をケア)】

冬に定番の鍋、たらちりを春菊でソースで味わい新たに。タラと豆腐、シメジはともに気力、血を補う作用があります。春菊のβ-カロテンとビタミンCが粘膜を丈夫にして風邪予防、肺を潤して咳(せき)の予防と改善にも役立ちます。 生タラの切り身について ...
老化を防ぎたい

野菜を炒めて白ワインとビネガーで蒸し煮した料理「グレッグ」をご紹介。カリフラワー、鶏肉ともに腎機能を正常にし、抗老化に役立ちます。【カリフラワーと鶏肉のグレッグ風(腎機能の正常化とアンチエイジング)】

グレッグとは、フランス料理で「ギリシャ風」を意味します。 主に野菜を炒めて白ワインとビネガーで蒸し煮した料理をさしますが、ここではカリフラワーと鶏肉を主役にしました。鶏肉とマッシュルームから出た旨味を含んだカリフラワーが美味しい。野菜はセロ...
肝臓の機能を高めたい

素材の風味そのままに蒸す”清蒸”を凝縮された腐乳の旨味で愉しむ一品。初冬に味がのるスズキ、良質なタンパク質が肝機能と腎機能を元気にします。【スズキの清蒸 腐乳ソース(肝と腎を健やかに)】

秋から初冬に味がのるスズキ、良質なタンパク質が肝機能と腎機能を元気にしてくれます。生姜とネギ、酒でシンプルに蒸してスズキの上品な持ち味を生かします。大豆の旨味が凝縮した腐乳にすだちの搾り汁を混ぜたソースで爽やかさとコクをクラス。香菜の香り成...
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