銀色に輝き、扁平で細長いその姿から太刀魚(タチウオ)と呼ばれています。夏が旬、脂が程よくのり、白身でくせのない上品な味わいです。三枚におろし、粉をつけて油で香ばしく焼きます。腎機能を健やかにし、寝汗、耳鳴り、不眠などを改善します。付け合わせのゴーヤと緑豆もやしが、暑さによる体熱、渇きを鎮めます。
材料
タチウオ 中1/3尾(正味200ℊ) 塩 小さじ1/3 米の粉 適宜 ひまわり油(オレインリッチタイプ) 大さじ2 カボスまたはスダチ 1/2個または1個 付け合わせ<ゴーヤともやしのサラダ> ゴーヤ 1/2本(正味100ℊ) 緑豆もやし 1/2パック(100ℊ) 塩 小さじ1/3 粒マスタード 小さじ1黒オリーブ 5~6個 りんご酢 小さじ1 EVオリーブ油 大さじ1
作り方
1.タチウオは洗って水けをふいたものを用意。腹を裂き、内臓を取りだし、ペーパーできれいにふきます。卵をはらんでいましたので、利用します。上部のヒレ下に切り込みを入れておきます。肩口と中骨の間に包丁を入れ、中骨に沿って身をはずします。返して裏の身も同様にし、三枚におろします。残ったヒレと腹骨をそぎ取り、長さを3等分に切ります。
2.塩をふり、米の粉をつけます。
3.フライパンに油を入れて中火で温め、タチウオの皮を下にして入れます。魚卵にも米の粉をまぶして入れます。身に七分火が通って白くなり、皮に焼き色がついたら返します。残り三分に火を通し、香ばしく焼きあげます。
4.付け合わせを用意。ゴーヤは縦半分に切り、種を除き、小口から3~4㎜厚さに切ります。沸かした湯に、もやしと一緒に入れ、歯ごたえが残るように1~2分ゆでます。湯をきり、冷水で冷まし、水けをきります。
ボウルに塩、粒マスタード、スライスした黒オリーブ、りんご酢、EVオリーブ油を入れて混ぜ、ゴーヤともやしを入れ、和えます。
5.器にタチウオを盛り、ゴーヤともやしのサラダ、くし形に切ったまたカボスはスダチを添えます。
作り方動画
本日の薬膳料理はいかがでしょうか?
今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!