生トマトドレ(魚にも肉にも合う万能ソース)

水分が少なく味の濃い完熟トマトを刻んで、塩とオリーブ油を混ぜるだけ。
シンプルなのに驚くほど奥深い、生トマトの万能ドレッシングができあがります。
野菜サラダはもちろん、焼いた魚や肉、豆腐まで、なんにでもよく合う優れもの。
冷蔵庫で1週間保存できるのも嬉しいポイント。
薬膳的には、トマトは渇きを癒し、暑気あたりの予防や消化促進、肝機能の改善にも役立ちます。
鰹のたたきやニンジンサラダにたっぷりかけて、アンチエイジングにも!

トマト

ドレッシング用には、実が締まって水分の少ないものを選ぶ。強い抗酸化作用を持つβ‐カロテン、リコピンが豊富、アンチエイジングと皮膚の健康に役立つ。薬膳では、渇きを癒し、暑気あたりの予防、消化を助け、肝機能の正常化の効用があるとしている。

材料

(作りやすい単位)
トマト(水分の少ない完熟) 500g(正味)
塩 25g(トマトの5%)
EVオリーブ油 大さじ2~3

作り方

1.トマトはヘタをくり抜く。

2.湯を沸かしてトマトを入れ、火を止める。転がしながらトマトの大きさにより30秒から1分おく。

3.冷水に移して早く冷まし、皮を除く。

4.トマトを粗みじんに刻み、ボウルに入れる。

5.塩を入れて混ぜ、オリーブ油を加えて混ぜれば出来上がり。蓋付き容器に入れ、冷蔵庫で保管。

保存の目安は約1週間。

調理例

ニンジンサラダ(生トマトドレ)

【作り方】
1.ニンジンは皮むき器で表面を薄く削り、スライサーでせん切りにする。
2.ニンジン1本分(約200g)に対して塩1gで下味をつけ、生トマトドレを大さじ4~5であえる。ルーコラやバジリコ、青じそなどを添えると風味が増す。

鰹のタタキ(生トマトドレ)

【作り方】
1.刺身用の鰹1節(1/4尾)はグリルで表面を軽く焼き、キッチンペーパに包んで冷凍庫で急冷する。約10分くらい。
2.冷凍庫から出し、7~8mm厚さに切って皿に盛る。
3.生トマトドレをたっぷりかけ、薬味代わりに青じそとミントをあしらった。

鰹(カツオ)は、初夏の鰹は脂ののりが浅いのでオメガ脂肪酸は少ないが、旨味が濃く、美味しいタンパク源になる。薬膳では、気・血を補い、胃腸を健康にし、精力をつける効用があるとしている。

紹介動画鰹

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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本日のご紹介はいかがでしたでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。他にもご家庭で手軽に作れる薬膳レシピをご紹介していますのでぜひチェックしてみてください!