鮭のローズマリーグリル(体内からアンチエイジング)

鮭のローズマリーグリル(体内からアンチエイジング)

爽やかで野性的な香りには精神を穏やかにする作用があります。
鮭は気・血を補い栄養バランスがよく、赤い色素の抗酸化力が老化予防に貢献。
健脾作用のあるスナップエンドウコリンキーを付け合わせて、高温多湿でダメージを受けやすい胃腸をケアしましょう。

生鮭について

鮭の旬は秋とされるが、産卵時の鮭は脂肪分が減り、身質も劣ります。
春から夏にかけて沖で獲ったものが上質、少々値もはるが。
その点、味もよく、価格も手ごろなのが宮城県産の養殖銀鮭
3~7月に新鮮な生が出回る。
脂の乗りが程よく、身が柔らかで風味がよい。
栄養面では、身の赤い色素のアスタキサンチンにはビタミンA様の作用と強い抗酸化力があり、老化、動脈硬化、脳卒中の予防になる。
薬膳では、気・血を養い、内臓を温め、気を巡らせ、血行をよくするとしている。

ローズマリーについて

特有の香りが料理にアクセントを添え、食欲をそそる。
香り成分には精神を安定させる、消化促進、血行促進などの作用がある。
薬膳では、健脾、神経緩和、血行促進、止痛などの作用があるとしている。

スナップエンドウについて

若いさやと青い豆をともに食用にするエンドウの仲間。
栄養面ではβ‐カロテン、ビタミンC、食物繊維が多い。
薬膳では、健脾、気を養い、水分代謝をよくして浮腫の改善、乳の出をよくするとしている。

コリンキーについて

カボチャの仲間で未熟果を利用する品種、皮ごと生食できる
熟す過程で皮の色が黄色から橙色になり、果肉もカリカリ食感から粘質に変化。
コリコリ食感を生かすなら生でサラダやピクルスに、加熱するとほっこりして甘みが増す
栄養面ではカボチャに準じる。β-カロテン、ビタミンCとE、カリウム、食物繊維のよい給源に。
油で焼くとβ-カロテンの吸収率が上がる。
薬膳では、健脾、気を養い、痰を溶かして排出するとしている。

材料

(4人分)
生鮭  4切れ(80g)
塩  小さじ1/2
ローズマリー 小枝4本
【付け合わせ】
スナップエンドウ 100g
コリンキー 1/2個(100g)
オリーブ油 大さじ1~2
塩  少々
レモン
(くし切り) 2~4個

作り方

1.鮭に塩を振ります。

2.スナップエンドウはヘタと筋を除きます。

3.コリンキーは半分に切り、種を除き、果肉を4~5㎜厚さに切ります。

4.グリルパンを温め、オリーブ油を入れてなじませます。
鮭の皮を下にして並べ、ローズマリーをのせます。スナップエンドウ、コリンキーを脇に並べて焼きます。

5.鮭を約5分焼き、七分火を通します。
ローズマリーをよけて裏返し、ローズマリーをのせて約3分焼き、完全に火を通します。

6.スナップエンドウ、コリンキーも5分焼いたら裏返して軽く焼き、塩少々を振ります。

7.鮭と野菜を盛り合わせ、レモンを添えて好みで搾りかけます。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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