タラのマンティカートはヴェネツィアの郷土料理の一つで、干ダラを牛乳で煮てペースト状にしたもの。
今回は手軽に作れるように生タラと豆腐でアレンジ。
気血を養うタンパク源として、子どもにも食べやすく、サンドイッチにも。
タラ(鱈)について
脂肪分が少ないため、消化吸収に胃腸の負担が少ない。
病人や高齢者、幼児などのタンパク質源に向いています。
旨味成分のイノシン酸には代謝促進作用があります。
鮮度が落ちやすいので、身に透明感のある新鮮なものを選ぶ。
薬膳では、補気、補血、酒の解毒に利用されます。
豆腐について
大豆の栄養分が消化されやすい形に加工された優れもの。
植物性タンパク質がとれ、イソフラボンが更年期障害の予防と改善役立つ。
薬膳では、消化機能の正常化、気を養い、肺機能の正常化、体液を補い、体内の炎症を鎮め、血液の滞りをほぐすのに利用します。
材料
(作りやすい単位)
生タラ 2切れ(200g)
豆乳 100ml
ニンニク 極小1~2片
木綿豆腐 1/3丁(100g)
EVオリーブ油 大さじ2
塩 小さじ1/2
作り方
1.タラは骨を除き、1切れを3~4つに切ります。
鍋に入れ、豆乳をかぶるまで注ぎ、軽くつぶしたニンニクを加え、中火にかけます。沸騰直前で弱火にし、5~6分煮てタラに火を通します。
2.豆腐は500Wの電子レンジで3分加熱し、水きりします。
3.タラをボウルに移し、皮を除き、残った小骨を除きます。
4.フードカッターに、タラとニンニク、豆腐を加えて粉砕します。
オリーブ油と塩を加えてさらに粉砕し、ペースト状にします。
これで、タラと豆腐のマンティカートができました。
容器に入れ、冷蔵すれば1週間保存できます。
※生野菜を添えてディップに、パンに塗ったりはさんでサンドイッチにできます。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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