塩レモン

塩レモン

レモン丸ごと調味料に!栄養成分はビタミンC、クエン酸などの有機酸、苦味成分のヘスぺリジンなど!抗酸化作用!老化・ガン予防!手作り調味料をぜひお試しあれ!

材料

(作りやすい単位)
無農薬レモン   9~10個(湯河原産など)
自然塩         100g(男鹿の塩など)(レモンの重さの10%塩分)

作り方

1.保存瓶を消毒(煮沸または電子レンジ)し、乾かしておきます。
  レモンは洗い、水気をふきます。
2.レモンの両端を少し切り落とし、8つのくし形に切ります。

3.清潔なボウルにレモンを入れ、塩をふり、均等にまぶします。

4.保存瓶に、3を入れます。軽く押して隙間のないようにきっちり詰めます。
5.蓋をして密封します。

6.湿気のない涼しい場所に置き、毎日、瓶をゆすって塩を全体になじませます。

7.春先なら1カ月(冬は2~3か月)もすれば塩がなじみ、発酵してきます。
  煮溶かして冷ました10%の塩水をレモンが隠れるまで注ぎます。
  蓋をきっちり締めて全体をゆすり、塩水を行き渡らせます。
  この状態でさらに1~2か月常温で漬けると発酵がすすみ、
  レモンの酸味と皮の苦みがマイルドになります。
  気温が高くなるとカビることがありますので、夏場以降は冷蔵します。
  保存の目安は1年くらい。

漬けたて

一か月後

一年もの

レモンを塩漬けにして調味料として使います。レモンは冬から春が最盛期。この時期に「塩レモン」を仕込み、冷蔵しながら1年使います。レモンは皮に栄養成分がより多く含まれ、丸ごと利用する「塩レモン」は有効な使い方といえましょう。

レモンで注目したい栄養成分はビタミンC、クエン酸などの有機酸、苦味成分のヘスぺリジンなどです。ビタミンCは皮膚や粘膜を健全に保ち、またコラーゲン生成に関わり血管を丈夫にし、抗酸化作用、抗菌・抗ウイルス作用、風邪、感染症の予防にも有効とされています。クエン酸はエネルギー代謝に重要な働きをし、神経や筋肉の疲労回復に役立ちます。ヘスぺリジンにも抗酸化作用があり、老化・ガンの予防に役立ちます。

効用

・生津止渇(渇きを潤す)
・解暑(暑気払い)
・安胎(胎児の安定)
・降脂(脂肪の代謝)
・消炎(炎症を抑える)
・化痰(水分の滞りを改善) …など

作り方動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

塩レモンは、薄く刻んだり、ミキサーで粉砕してピュレにしておくとすぐに使えて重宝します。

関連動画

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今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!