エビの旨味と豆板醤のふくよかな辛みを纏った豆腐がふわりと崩れる食感が魅力です。
エビについて
低脂肪のよいタンパク質源。
ベタインが肝機能機能をサポート。
薬膳では腎機能、気力を高め、足腰の冷え、食欲不振の改善に利用します。
豆腐について
大豆の栄養分を消化のよい状態でとれる優れもの。
ダイズイソフラボンが更年期障害の予防と改善に役立ちます。
薬膳では消化機能を調え、気を補い、体熱を冷まし、血の流れをよくするのに利用します。
干し貝柱について
ホタテ貝の貝柱を塩ゆでしたのち乾燥させたもの。
グリシン、アラニン、グルタミン酸、イノシン酸などの旨味成分が凝縮されていて良い出汁が出ます。
豆板醤について
そら豆と唐辛子を原料にした発酵調味料。
唐辛子の辛み成分カプサイシンが脂肪代謝、血行を促進し、体を温め、消化をよくします。
塩分(約%塩分)が濃いので、味つけの塩味は控えめにします。
葛粉について
葛の根からデンプンを分離し、乾燥させたもの。
ほかの粉類より、なめらかなとろみがつきます。
薬膳では、解熱、頭痛、項背部のこわばりの改善、体液を補って渇きを潤すのに利用します。
材料
(4人分)
エビ(無頭、解凍) 200g
絹ごし豆腐 1丁(350g)
干し貝柱 1個
(30分、水でもどしたもの)
葱(みじん切り) 1本分
生姜(みじん切り) 小さじ1
胡麻油(低:焙煎)小さじ2
豆板醤 小さじ2~3
キビ糖 小さじ1
水溶き葛粉
(葛粉:大さじ1+水:大さじ3)
薄口醤油 小さじ1~2
細葱(小口切り) 適宜
作り方
1.エビは殻をむき、背ワタを抜き取り、半分に切ります。
2.豆腐は2㎝角に切り、500Wの電子レンジで3~4分加熱して、水切りします。
3.フライパンに胡麻油を入れ、生姜と葱を入れ、中火弱で炒めます。
しんなりして香り立ってきたら、豆板醤を加えて軽く炒めて香りを立てます。
4.エビを入れて炒め、表面が赤く変わったら貝柱をほぐして入れ、火を弱めて混ぜ合わせます。
5.豆腐を加え、薄口醤油、砂糖、水大さじ1を入れます。
中火にして豆腐を熱くし、水溶き葛粉を少しずつ加えてとろみをつけます。
葛粉でとじることで具材に味がよく絡みます。
6.薄口醤油少々で味を調え、細葱を散らします。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
本日のご紹介はいかがでしたでしょうか?
この他にも家庭でできる簡単レシピなど紹介しています。
ご家庭でもぜひお試しください!