秋から初冬に味がのるスズキ、良質なタンパク質が肝機能と腎機能を元気にしてくれます。
生姜とネギ、酒でシンプルに蒸してスズキの上品な持ち味を生かします。
大豆の旨味が凝縮した腐乳にすだちの搾り汁を混ぜたソースで爽やかさとコクをクラス。
香菜の香り成分でリラックス、ストレス解消に一役。
スズキについて
上品な旨味のある白身魚、一般に旬は夏とされるが、秋から初冬にかけて産卵前のスズキは「腹太」と呼ばれ、脂がのって美味しい。
薬膳では、養肝(肝機能の正常化)、補腎(腎機能のサポート)、健脾(消化機能の健全化)、補血(血を補う)、利水(水分代謝促進)などの効用があるとしている。
腐乳について
豆腐を塩と麹に漬けて発酵させたもの。大豆由来の栄養と旨味が凝縮されている。そのまま酒のつまみ、お粥のおかず、たれやソース、調味料に使われる。紅麹で発酵させた紅腐乳、黒麹で発酵させた臭豆腐などがある。
材料
(2人分) スズキの切り身 2切れ(正味200g) 塩 1g 日本酒 大さじ2 青ネギ 20㎝ 生姜の薄切り 4枚 【腐乳ソース】 白腐乳 3切れ(30g) すだち 2個 ひまわり油 小さじ1 (オレインリッチタイプ) 香菜 3~4枝
作り方
1.スズキは小骨があれば除いてバットに並べ、皮に切り目を入れ、塩をふり、酒をかけます。青ネギは斜め薄輪切り、生姜は薄切りにします。
2.蒸し器の網にペーパーを敷き、スズキを並べ、ネギと生姜をのせ、バットの酒を振ります。
3.蒸気の立った蒸し器で、蓋をして10分蒸します。
4.ソースを用意。腐乳をつぶしてペーストにし、スダチの搾り汁と油を混ぜます。香菜は細かく刻みます。
5.蒸したスズキはネギと生姜を除いて器に盛り、ソースをかけ、刻んだ香菜を散らします。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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