ジャージャー(炸醤)は、ひき肉のピリ辛みそ炒め。
一般には豚肉を使いますが、気・血を補い胃腸によい牛ひき肉で応用。
ピーマンとパプリカをたっぷり加え、セリを添えました。
パプリカはピーマンと同様、気の巡りをよくして肝機能を正常にします。
セリにも肝機能を正常にする働きがあります。
フォーはベトナムのライスヌードル、小麦のグルテンを避けたい方にもおすすめ。
牛ひき肉について
牛肉はよいタンパク質源、ヘム鉄を含み貧血予防になる。
薬膳では気、血を補い筋肉を丈夫にし、胃腸の働きをよくする作用があるとしている。
ピーマン・パプリカについて
ピーマンとパプリカは同じ仲間。
β-カロテン、ビタミンC 、Eが多く、抗酸化作用がある。
脂肪代謝促進、血行促進作用のあるカプサイシンはパプリカに多い。
薬膳では、気の巡りをよくし、肝機能を正常にし、イライラを鎮め、胃腸を調えるとしている。
セリについて
爽やかな香りとやさしい辛味が料理にアクセントを添えてくれる。
β-カロテン、ビタミンC、カリウムが多い。
抗酸化、血糖値抑制作用のあるケルセチン、神経鎮静作用がある芳香成分のテルペン類を含む。
薬膳では、余分な体熱を冷まし、水分代謝を促し、肝機能の正常化、解毒作用があるとしている。
材料
(4人分)
フォー 200g
(乾燥ライスヌードル)
セリ 50g
【ジャージャー(炸醤)】
牛ひき肉(赤身) 350g
生姜のみじん切り 20g
ネギのみじん切り 100g
ごま油 小さじ2
ひまわり油 大さじ1
(オレインリッチ)
豆板醤 小さじ2~3
甜面醤 大さじ3
紹興酒 大さじ2
薄口醤油 小さじ2
米粉 大さじ1
水 大さじ2
ピーマン 2個
赤パプリカ 1/2個
黄パプリカ 1/2個
作り方
1.ジャージャーを作ります。
フライパンにごま油と油を入れ、ネギと生姜を弱火で炒める。
香りが立ってきたら豆板醤を入れて炒め、ひき肉を加える。肉をほぐしながら火を通し、紹興酒でのばした甜面醤と薄口醤油で調味します。
2.ひき肉に味がなじんだら、ピーマンとパプリカを加えて軽く火を通し、分量の水で溶いた米粉を入れてかき混ぜ、とろみをつけます。
3.フォーは、沸かした湯にいれ、かき混ぜながら6分から10分ゆでます。
堅めなら6分、柔らかめなら10分を目安にします。
4.セリは2㎝長さに切ります。
5.フォーの湯をきり、皿にとりわけ、ジャージャーをのせ、セリを添えます。
よく混ぜて食べます。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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