ヒヨコマメは、くせがなく、ほくほくとした食感でタンパク質が豊富。
豆腐からは大豆のタンパク質がとれ、合わせるとよいタンパク質源のおかずになります。
モロッコインゲンのアスパラギン酸が疲労回復に役立ちます。
ヒヨコマメの栄養
マメの中では大豆に次いでタンパク質が多い。
カリウム、鉄、ビタミンEも豊富で、イソフラボンを含み、更年期障害の改善、予防に役立ちます。
薬膳では、健脾(胃腸を調える)、止泄痢(下痢止め)、利小便(利尿)などに利用されます。
豆腐の栄養
大豆のタンパク質を含み、イソフラボンが更年期障害を改善し、レシチンが免疫機能を調整します。
薬膳では、和中(胃腸を調える)、益気(気力を養う)、清熱(余分な体熱を冷ます)、生津(体液を補う)、散血(血の滞りを散らす)などに利用します。
モロッコインゲンの栄養
サヤが平らな平サヤインゲンの仲間です。
栄養価は日本食品標準成分表には記載されていないが、通常のサヤインゲンと同様と考えられます。
低カロリーで、ビタミン、ミネラルを多種類含み、疲労回復によいとされるアスパラギン酸が多いのも魅力。
薬膳では、補中(胃腸を調える)、益気(気力を養う)、祛湿(体内の頑固な水分を除く)などに利用されます。
材料
(4人分)
ヒヨコマメ(乾燥) 100g
木綿豆腐 1/2丁(150g)
モロッコインゲン 70g
塩 小さじ2/3
タヒニソース 大さじ6~8
ミントの葉 少々
作り方
1.ヒヨコマメは3倍の水に浸して皮がピーンと張るまでもどします。
夏場は半日、冬場は一晩くらい。
2.もどしたヒヨコマメの水けをきって鍋に入れ、水2カップを注ぎ、中火で煮立てます。
煮たったら弱火にし柔らかくなるまで約30分ゆでます。
ゆで上がったらざるにあげて湯をきり、冷まします。
3.モロッコインゲンはマメの残り湯で3分ゆで、冷水で冷まします。
食べやすい長さに切ります。
4.豆腐は500Wの電子レンジで3分加熱して水きりします。
ボウルに入れて握りつぶします。
5.ゆでたヒヨコマメ、モッロコインゲンを加えてざっくり混ぜ合わせ、塩で下味をつけます。
6.器に盛り、タヒニソースを散らしかけ、ミントの葉を添えます。
紹介動画
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