昆布とかつおのだしを含んだ高野豆腐に、春菊の香りがアクセントを添えます。
大豆の栄養分が凝縮した高野豆腐は植物性の優れたタンパク質源。
動脈硬化・更年期障害の予防、肝機能向上に役立ちます。
高野豆腐について
豆腐を凍結・乾燥させたもの、凍み豆腐とも呼ばれます。
大豆由来の栄養成分が凝縮されています。
イソフラボンは更年期症状を緩和、サポニン(抗酸化作用、免疫力向上)やレシチン(肝機能向上、抗動脈硬化)も含まれています。
また、レジスタントプロテイン(消化されにくいタンパク質)が含まれ、血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値の低下、抗腫瘍作用などがあるようです。
春菊について
独特の香りと爽やかな歯ごたえが魅力。
香り成分には自律神経の働きを調える作用があり、イライラを鎮め、精神安定をもたらします。
β‐カロテン、ビタミンCのよい給源、肌荒れ、シミ予防に貢献。
薬膳では、肝の正常化、視力向上、肺を潤して咳予防、精神安定に利用します。
材料
(4人分) 高野豆腐 8枚 (薄切りタイプ) 【だし】 だし昆布 5cm 削りガツオ 15g 熱湯 500ml 春菊 1束(300g) みりん 大さじ1 薄口醤油 大さじ2
作り方
1.だしを用意。
ポットに、昆布と削りガツオを入れ、熱湯を注ぎ、1分おきます。
2.高野豆腐に、熱いだしを注いでもどします。
だしでもどすと水っぽくなりません。
厚みが薄いので5分くらいでもどります。
3.春菊は沸かした湯に入れて、2~3分ゆで、冷水で熱を取り、水けを絞ります。
あとの湯に油揚げを入れて油抜きします。
4.鍋に、高野豆腐をもどしただしを入れます。
高野豆腐を1枚4つに切り、油揚げを短冊に切ります。
鍋に入れ、具がかぶるまでだしを足します。
5.4~5分煮て、みりん、薄口醤油で調味します。
さらにひと煮し、味を見て薄口醤油を足します。
春菊を4㎝長さに切り、鍋に入れてひと煮して味を含ませます。
紹介動画
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