鶏手羽先と筍の煮物

鶏手羽先と筍の煮物(薬膳食堂Beans)鶏手羽先からの旨味が筍にしみて、コクのある味になります。ワカメは筍のえぐみを緩和する働きがあるので筍がより食べやすい味になります!春に食べたい味覚!ぜひお試しあれ!

鶏手羽先からの旨味が筍にしみて、コクのある味になります。ワカメは筍のえぐみを緩和する働きがあるので筍がより食べやすい味になります!春に食べたい味覚!

材料

(4人分)
焼き筍  中1本分(400ℊ)
(だしに浸したもの)
鶏手羽先      8本
だし昆布      5㎝
ワカメ(塩蔵)   30ℊ
酒       大さじ2
みりん     大さじ1
薄口しょうゆ  大さじ3
木の芽       少々

作り方

1.鶏手羽先は関節で切り離し、沸かした湯に入れて1分ゆで、取り出します。鍋に湯2カップと下ゆでした鶏手羽先を入れ、昆布を加えて中火で煮ます。煮立つ直前で昆布を除き、弱火で約10分煮だします。鶏手羽先からよい出しが出ます。

2.ワカメは洗って塩を落とし、食べやすい長さに切ります。筍は一口大に切ります。

3.10分煮た鶏手羽先の鍋に、酒、みりんを入れ、筍を加えて約15分煮、薄口しょうゆで調味し、ワカメを入れてひと煮します。器に盛り、木の芽を添えます。

ワカメは煮すぎると、とろけるので煮上がる直前にいれるのがポイント。

筍の効能について

薬膳では体内の余分な熱や炎症を抑え、水分代謝をよくし、浮腫みを改善、吐き気止め、下痢止めなどに役立つとしています。栄養面では豊富なカリウムがナトリウム(塩分)を排泄し、高血圧の予防、浮腫みの改善に役立ちます。
また、アミノ酸の1種で旨味成分でもあるグルタミン酸は脳の働きを助け、疲労回復するアスパラギン酸、新陳代謝を活発にし、ホルモンバランスを正常にし、脳を活性化させ、老化やボケの予防にも役立つチロシンを含み、よいことづくめ。

作り方動画

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今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!