ホタテはくせがなく、上品な味わいが魅力です。 表面をカリッと香ばしく焼くと甘みが増して生とは違うおいしさです。 精神を安定させ、体液を補い、胃腸の働きを調えるなどの働きがあります。 秋の乾燥シーズンに備えて、肺を潤す作用のある食材と合わせます。 空気が乾燥すると肺に負担がかかり、皮膚や髪が乾いてパサつき、咳が出たり、便秘になったりします。 肺を潤す作用のある梨と山芋を付け合わせにしました。 さわやかな酸味と香りのスダチでソースを作り、梨と山芋を和えます。 スダチにも肺を潤す作用があります。
材料
材料(4人分)ホタテの貝柱 16~20個(刺身用)塩 ホタテの重さの1%酒 大さじ1~2米の粉 適宜 ひまわり油 大さじ2(オレインリッチタイプ)梨 1個(正味200ℊ)山芋 60ℊ
【スダチソース】スダチ 2個タマネギ小 1/5個塩 小さじ1/2酢 小さじ1EVオリーブ油 小さじ2
作り方
1.ホタテは塩と酒で下味をつけます。
2.水分をきり、米の粉をまぶします。
3.フライパンに油を入れて中火弱で温め、ホタテを入れて焼きます。下側に焼き色がついたら裏返し、焼き色がつくまで焼きます。表面は香ばしく、中はやっと火が通ったくらいがおいしいです。
4.付け合わせを用意します。
梨は4つに切って芯と皮を除き、4~5㎜厚さのイチョウ切りにします。
山芋はひげ根を直火で焼き、ペーパーで拭き、半月の薄切りにします。
容器にスダチの皮をすりおろし、そのあと4つにカットして汁を絞り入れます。
タマネギをすりおろして加え、塩、酢、EVオリーブ油を混ぜてソースにします。
梨と山芋をソースで和えます。
5.ホタテを皿の中央に盛り、周りにソースで和えた梨と山芋を添えます。残りのソースを少しかけます。
作り方動画
本日の薬膳料理はいかがでしょうか?
今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!