ズッキーニは、体にこもった熱を冷まし、汗で失われた体液を補う作用があり、暑気あたり、熱中症予防にうってつけ。最盛期で安価なこの盛夏に、大いに活用したい食材。出汁で煮てスープにすると、とろり柔らかになり、たくさん食べられます。ポテトと玉葱の甘みと旨味が加わり、淡白ながら滋味ある美味しさです。
ズッキーニ

カボチャの仲間だが、エネルギーが低いのでダイエットに向く。濃い緑色、薄い緑色、黄色、形も棒状、球形などがある。薬膳では、清熱、生津、潤肺(肺を潤し、咳を改善)、通淋(小便の出をよくする)などの効用があるとしている。
ポテト
大きくは粘質タイプと粉質タイプがあり、スープや粉吹き芋などには粉質タイプがよい。含まれるビタミンCは加熱しても残存率が高いのでよい給源になる。薬膳では、胃腸を調え、気力を養う効用があるとしている。
材料
ズッキーニ 1本(700g)
ポテト 中1個(150g)
玉葱 小1個(100g)
ひまわり油 大さじ2
水 大さじ2
塩 10g
出汁 300ml
作り方
1.玉葱は皮をむき、半分に切り、根元をV字に切って外し、薄切りにする。

2.ポテトは皮むき、薄切りにする。

3.ズッキーニは両端を切り落とし、縦4つに切り、小口から7~8mm厚さに切る。

4.鍋に油と水を入れ、玉葱を加え、塩小さじ1を混ぜ、中火弱で炒める。

5.玉葱がしんなりしたらポテトを入れて軽く炒める。ズッキーニを加えて軽く炒めて油をなじませる。

6.出汁を加え、残りの塩を入れて混ぜ、半蓋をして弱火で30~40分煮る。ポテトが柔らかくなれば出来上がり。残りは冷蔵すれば2~3日もつ。

紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。他にもご家庭で手軽に作れる薬膳レシピをご紹介していますのでぜひチェックしてみてください!