夏の暑さに疲れて、なんだか体がだるい…そんなときは、腸を調え、気力を高める「豚ジャガ」を作ってみませんか?このレシピは、豚肉や玉ねぎ、じゃがいも、にんじんといった食材の自然な旨みを引き出し、シンプルに煮込むだけ。出汁を使わないから、食材本来の味が楽しめます。
材料
(4人分)
豚ロース肉(切り落とし)200g
玉ねぎ 1個(約250g)
じゃがいも 5個(約600g)
にんじん 1本(約150g)
ひまわり油(オレインリッチタイプ)大さじ1と1/2
酒 約2
みりん 大さじ2
薄口醤油大さじ3
作り方
じゃがいもを切る
皮をむき、芽を取り除き、1個を4等分に切ります。
玉ねぎを切る
皮をむいて半分に切り、くし形にします。
にんじんを切る
表面を削り、ちょっとの乱切りにします。
豚肉を切る
豚肉は縦長に広げ、4cmほどの長さに切ります。
玉ねぎを炒める
鍋に油と水大さじ2を入れ、玉ねぎを加えて中火で炒め、塩を振ります。
豚肉を炒める
玉ねぎに続けて豚肉を加え、表面が白くなるまで炒めます。
にんじんを加える
豚肉が炒められたら、にんじんを加えて、軽く炒めます。
じゃがいもを加える
にんじんに油が回ったら、じゃがいもを入れて全体を混ぜます。
煮る
水300gを注ぎ、蓋をして中火で10分ほど煮ます。
調味料を加える
酒、みりん、醤油を加えて、蓋を外したまま5~10分ほどさらに煮ます。じゃがいもが少し崩れるくらいで火を止めて完成です。
食材の栄養と効果
豚ロース肉
豚肉はビタミンB1が豊富で、エネルギー代謝や疲労回復に役立ちます。薄切りの豚肉は火が通りやすく、調理しやすいのもポイント。薬膳では、滋陰(体を潤す)、補気(気力を)補う)、補腎(腎機能を助ける)効果があるとされています。
玉ねぎ
玉ねぎの辛味成分には、血液をサラサラにする効果があります。 また、豚肉と一緒に食べて、ビタミンB1の吸収を促進し、疲労回復をサポートします。 薬膳的には、胃腸の調整や血行促進に最適と言われています。
じゃがいも
じゃがいもは、エネルギー源となる糖質が豊富。 特にビタミンCが加熱しても失われにくいため、美肌や免疫力アップに期待できます。 薬膳では、消化を助け、体のエネルギーを補うとされています。
にんじん
にんじんには抗酸化作用が強いβカロテンが豊富で、老化防止や運動能力向上に効果的です。薬膳では、消化促進や血を補う効果もあります。
紹介動画
以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。
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本日のご紹介はいかがでしたでしょうか。
胃腸を整え、気力を高め、夏の疲れを癒してくれる一品。 特にビタミンB1やビタミンC、βカロテンなど、体に嬉しい栄養素がたっぷりで、抗老化や疲労回復にも効果的です。ぜひお試しください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。他にもご家庭で手軽に作れる薬膳レシピをご紹介していますのでぜひチェックしてみてください!