アジの冷蔵庫干物(お腹を温め、肝の解毒作用を高める)

アジの冷蔵庫干物(お腹を温め、肝の解毒作用を高める)

アジの干物は水分が抜けて旨味が凝縮、おいしいですね。
冷蔵庫を利用すると、手軽にでき、衛生的でもあります。
塩をふって冷蔵庫で一晩乾かしてセミドライに。
オーブンで軽く焼いて、トマト香菜ネギとマリネに。
骨もカリカリに焼いてカルシウム源に。

アジについて

青魚の中では、くせがなくて食べやすい魚。
タンパク質にはグルタミン酸、イノシン酸などの旨味成分が多く含まれ、アジの旨味となっています。
IPA EPAも含んでいますが、サバ、イワシの半分程度。
肝の解毒作用を高めるタウリン、抗酸化作用のあるセレンなどを含みます。
薬膳では、内臓を温め、お腹の冷えや食欲不振の改善に利用します。

トマトについて

豊富に含まれるリコピンとβ‐カロテンに強い抗酸化作用があります。
薬膳では、体液を潤し、解暑、肝の正常化、消化促進、消化機能の健全化に利用します。

香菜について

香り成分に食欲増進、鎮静、抗酸化などの作用があります。
薬膳では、げっぷ、喘息、嘔吐、消化を助け体内の炎症を鎮め、水分代謝促進に利用します。

ネギについて

辛味成分に食欲増進、抗酸化、抗血栓、疲労回復などの作用があります。
薬膳では、体を温め、風邪、冷え症、鼻づまり、消化機能をよくするのに利用します。

材料

(3~4人分)
小アジ  6尾
塩  小さじ1/2
ミニトマト 赤4個、黄2個
香菜  1株
白ネギ  10㎝
塩  小さじ1/3
酢  小さじ1
EVオリーブ油   大さじ1

作り方

1.小アジは三枚におろし、小骨を除きます。
オーブンシートを敷いた天板にアジの身と骨を並べて塩をふり、冷蔵庫で一晩乾かします。
水分が程よく抜け、セミドライ状態になります。

2.120℃に予熱したオーブンで30分焼きます。
アジの身のほうを取り出します。
骨はカリカリにしたいので、さらに120℃で30分焼きます。

3.野菜を用意。
ミニトマトは半分に切り、香菜は3㎝に切ります。
ネギは縦に切り目を入れて開き、斜め細切りにします。
以上を合わせ、塩、酢、オリーブ油で調味します。

4.焼いたアジと、野菜を盛り合わせます。
冷蔵庫で1~2日保存できます。
骨はそのまま、酒の肴やおやつにしましょう。

紹介動画

以下の画像をクリックすると動画で観ることが出来ます。

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