豚肉、豆モヤシ、さやえんどうをそれぞれさっとゆで、葱油であえます。花椒の香りの効いた葱油を纏った豚肉の旨味と、野菜のシャキシャキ歯ごたえが心地よいあえ物です。豚肉が体力・気力を補い、豆モヤシ、キヌサヤ(さやえんどう)、花椒が水分代謝を正常にします。
材料
(4人分)
豚肉の切り落とし 200g
豆モヤシ 1パック(250g)
キヌサヤ 150g
【葱油】
長ネギの白い部分 100g
塩 小さじ1
酢 大さじ1
胡麻油 大さじ3
(焙煎度の低いタイプ)
花椒 小さじ1/2
作り方
1.キヌサヤは筋を除きます。
2.湯を沸かし、豚肉を入れてほぐし、火を通し、ざるで湯をきります。そのあと、豆もやしを1分ゆでて湯をきり、キヌサヤを入れて30秒ゆでて湯をきります。
3.葱油を用意。葱は小口から薄く切り、塩を混ぜます。しばらくおいて塩をなじませ、酢を混ぜます。フライパンに胡麻油を入れて熱くし、花椒を入れて風味を移し、葱にジュッとかけて混ぜます。
4.ボウルに、豚肉、豆モヤシを入れ、葱油半量くらいであえます。
キヌサヤを加えて手早くあえ、器に盛ります。好みで残りの葱油を足してください。
作り方動画/Watch a video on how to make
梅雨時の養生
梅雨は穀物や野菜の成長にはありがたいのですが、高温多湿が続くと不快度が増します。
湿気は脾胃(消化機能)の働きを低下させ、栄養と水分の循環が悪くなります。
梅雨時に体が浮腫みやすいのはこのためです。
予防と改善には、健脾(胃腸の健全化)ときょ湿(体内の余分な水分を除き、代謝を正常化)を心がけます。
そうした作用のある食材を使い、梅雨時の養生におすすめしたい料理です。
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今後も家庭でできる簡単レシピなどを紹介していきます。
ご家庭でもぜひお試しください!